寒い季節がやってくると毎年必ず話題に上がるのが、インフルエンザでしょう。インフルエンザにかかると、高熱をはじめ、関節痛や頭痛などの症状があらわれ、重症化すると大変なことになってしまいます。インフルエンザをしっかり予防することで、インフルエンザにかかるリスクを軽減させましょう。
インフルエンザの感染経路としては、空気中に飛散したウィルスからの飛沫感染と、さまざまな物に付着したウィルスによる接触感染が挙げられます。
飛沫感染を防ぐために有効なのは、マスクの着用です。鼻と口をしっかりと覆える、適切なサイズのマスクを使用しましょう。
また、接触感染には、手洗いを徹底することが重要となってきます。石鹸やハンドソープを使って、指先までしっかりと洗うことを心がけることが大切です。うがいも予防としていいので、帰宅後は必ず口をすすぎましょう。
いくら予防をしっかりとしていても、体調が優れない場合には、インフルエンザにかかるリスクが増加します。インフルエンザの予防に特化したことではありませんが、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスの整った食事や十分な睡眠時間の確保が重要です。
ウィルスは乾燥した環境で増殖するので、加湿器の使用も効果的といえます。
ちなみに、秋から初冬にかけて、ワクチンを接種する人は少なくないでしょう。しかし、ワクチン接種したにもかかわらず、インフルエンザにかかった経験がある人もいるはずです。これは、インフルエンザにかからないためではなく、重症化を防ぎ、軽症で健康な状態に戻すことが目的として行われています。